Ｍ男の調教には定番の女王様のバラ鞭
女王様が調教に使う鞭にはいくつか種類がありますが、グリップの先の革が房のようになっていて、それを束ねた比較的短い鞭を「バラ鞭」と呼んでいます。
一本鞭や乗馬鞭に比べると衝撃が弱いので、初心者M男の鞭調教によく使われる鞭です。
鞭打ちはSMプレイの華ですから、鞭に慣らすことが重要で、バラ鞭は調教されるＭ男にとって登竜門なのです。
そして、鞭の痛みに耐えることが奴隷になる階段の第一歩です。
バラ鞭は何本もついた薄い革の部分がたくさん肌に当たるので、打つと大きな音がして奴隷を恐怖に落とし入れますが、
房によって力が分散されるため、思ったほどの痛みは感じません。
ただ、最初は思いっきり打たずに油断させる場合が多いため、力一杯打たれた時に悲鳴を上げるＭ男が必ずいます。
いくらバラ鞭でも鞭ですから打たれれば痛いのは当然です。
ただし、その痛みが奴隷になったことの証だということを身をもって感じます。
バラ鞭はどれも同じだと思っていませんか？
たいして痛くないと舐めていると酷い目に遇いますよ。
バラ鞭にもいくつか種類があって、本革製で房の一本一本が固く、エッジを処理したものもあれば、革が薄くペラペラのものもありますから、威力が全く違います。
房が４本のものを四条鞭、６本のものを六条鞭、９本のものを九尾鞭と言い、更に多いものを千条鞭などと呼んでいます。
中には房が30本もついたものもあります。
房が固ければ痛みは強くなり、バラ鞭とは言っても痕が残るものもあります。
更に房の一つひとつが編み込まれているタイプや房が丸く固い革紐になったレースタイプは特に強力で、打たれるとかなりの痛みです。
房の数は多いほど力が分散させるので痛みが少ない初心者向きです。
長さは60センチ位が標準タイプで、中には100センチのバラ鞭もあり、長い方が勿論威力があります。
M男が、女王様にバラ鞭を使って調教して頂くときのポイントと注意点
鞭と言えば一本鞭ですが、経験のない者にいきなり使うとその痛みに耐えきれず、無意識に身体が逃げてしまうため女王様も調教が面白くありません。
打たれる奴隷は身体を小さくせず女王様が打ち易いように背中を向けたり、お尻を突き出して自ら身体を差し出し、苦しくても笑顔を浮かべて
「ありがとうございます。女王様」
と言いながらも涙を流すのが可愛い奴隷です。
そんな奴隷にするため、女王様はバラ鞭から始めて奴隷を育てていきます。
最初は優しく打ちながら、時々力一杯打って慣らしていきます。
そして、打った後には必ずフェザータッチをします。
すると奴隷は鞭になれていき、鞭を嫌がらなくなります。
更に、ハードな鞭で調教した後には女王様の唾や聖水を与えると鞭を嫌がらず、自ら進んで四つん這いになります。
バラ鞭はパドルやケインを使ったお尻を真っ赤にするお仕置きとは違い、鞭で打たれる歓びを教えるための鞭です。
痛いのを我慢することで調教の歓びを知り、そして女王様に喜んで頂ければ、ご褒美がもらえることを覚えさせると奴隷は従順な家畜に変わります。
更に辛い鞭を我慢するうちに自分の身体が痛みに対して心地よさを感じることを覚えます。
強烈な痛みに脳から出る神経伝達物質によってそれが快感に変わるのです。
だから、最初は苦しんでいたＭ男の顔が柔和になり、悦びの表情に変化していくのが分かります。
そのような奴隷の反応の変化を楽しむのも鞭を使った調教の醍醐味で、女王様はＭ男を次第に自分好みの奴隷に変えていきます。
その登竜門がバラ鞭を使った調教で、初心者が必ず通る道です。
そして、一本鞭を使って調教されても音を上げない立派な奴隷を育てていくのです。
マゾは心の弱いものが多いので、育てていくには時間がかかりますが、
家畜のようだったM男が調教を重ねていくうちに鞭に打たれながら悦んでいる姿を見ると女王様も感無量になることでしょう。
バラ鞭は比較的痛みが少ない鞭なので、初心者でも耐えられる鞭です。
最初はだれでも鞭で打たれることに恐怖を感じますが、お仕置きのためにＭ男のお尻をパドルで叩くのとは違い、鞭で打たれることに慣らすのが女王様が奴隷にする鞭調教です。
鞭の痛みを知って絶対服従を誓い、本当の奴隷になっていくのです。
最初から一本鞭を使わないのが女王様のやさしさで、鞭を使ったプレイを楽しむためのイロハを教えていきます。
ですから最初の鞭はバラ鞭が最適で、次第に編み込みのバラ鞭やレース鞭に移行し、痛みに身体が対応するようにします。
特にバラ鞭は打つ時の音が大きいので、打たれると最初は驚きますが、鞭の感覚がつかむと次第にそれが喜びになっていきます。
最後に
私も最初はバラ鞭で打たれました。
痛みよりも鞭で打たれる行為に
「自分は奴隷になったんだ」
という意識が芽生えました。
何も悪いことはしていないし、粗相もしていないのに鞭で打たれるのは理不尽な気がしましたが、女王様はとても歓んで鞭を使い、私の反応を楽しんでいるのです。
そして、私に
「鞭で打たれて嬉しいの？」
と聞きました。
私は
「嬉しいです。ありがとうございます」
応え、女王様の奴隷になった喜びを噛みしめました。
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この記事は、M男歴40年以上の60代の男性に執筆頂いています。かなりの知識をお持ちの方ですよ！