ドライオーガズムとは、男性の射精を伴わないオーガズムを言う言葉で、射精しないため賢者タイムになることがなく、何度でも繰り返して感じることから英語では「マルチプルオーガズム」と呼ばれています。
また、女性のようなイキ方をすることから、女装者の間では「メスイキ」と言われています。
このドライオーガズムを感じるためには男性にしかない器官である前立腺の刺激が重要になります。
前立腺は男性の子宮とも呼ばれる器官で、ヒトが胎児の時、性が決定される際にヴァギナが変化した器官と言われています。
だから、前立腺を刺激することで男性でも女性のようなオーガズムを感じることが出来るというわけです。
そこで、男性がドライオーズムを感じるためにはどうしたらいいのか? そして、どのような器具を使ったら感じることが出来るのかご紹介しましょう。
目次
私がお勧めするドライオーガズムグッズとは?
男性がオナニーやセックスでオーガズムを感じるのは射精する瞬間です。
ペニスを刺激して絶頂を迎え、尿道から精液が流れ出す瞬間が男性のオーガズムで、ドライに対する言葉として「ウェットオーガズム」と言われます。
ペニスへの刺激が前立腺に伝わり、膨張運動を始めることで睾丸に溜まっている精液が尿道を通ってペニスから排出されるのです。
ただ、ドライオーガズムはそのシステムとは全く違い、ペニスは全く刺激せずに前立腺だけを刺激することで、身体がいつもとは違う反応を起こして、女性のようなイキ方をしてしまうのです。
男性の身体は母親の胎内では女性として成長し、成長過程で性が決まり変化して出来あがるため、退化しきれていない部分が残っています。
だからドライオーガズムのような異常な反応をすることがあります。
乳首も本来は必要ないものですが、刺激を繰り返すと感じるようになるのは前立腺と同様な反応です。
このようにドライオーガズムは前立腺と脳の誤作動によって起こる現象なのかもしれません。
このため、ドライは簡単には簡単に起こる現象でないことは分かると思います。
だから、その現象を誘発するためには、そのための器具が必要になります。
普通はアナルから器具を入れて直腸の腸壁越しに前立腺を刺激するのが基本的な方法です。
それがエネマグラで、前立腺を刺激するには最適な器具と言われています。
「ドルフィン」や「EX」などがいいでしょう。
そもそも前立腺を刺激して古い前立腺液を絞り出すために開発された器具ですから最適な形状で、最も適した器具であるのは当然です。
ドライオーガズムを感じるためにはローション選びも重要です。
アナルに使うローションは汎用のものではなく、出来ればアナル専用のものを使いましょう。
エネマグラなどの器具メーカーでは特に専用のローションを奨励しています。
乾きにくい性質があるのは勿論ですが、除菌タイプで腸内を傷つけないような成分が入っているようです。
また、後程書きますが、アナルばかりでなく、尿道でドライオーガズムを感じることも可能です。
そのためには特に尿道を傷つけることなく、黴菌を繁殖させないための専用ローションを使うことが必要です。
このようにドライには体調を崩さないような細心の注意をして臨むようにするのが大切です。
前立腺への刺激でドライオーガズムできる理由
男性のオーガズムはペニスを刺激することで前立腺が刺激され、収縮運動を始めることでポンプのように睾丸から精液が押し出される瞬間に起こります。
性的な絶頂を迎えると精液がペニスの裏側にある尿道を通って流れ出すという仕組みです。
これが通常の男性のオーガズムで「ウェットオーガズム」と呼ばれるものです。
一方、ドライオーガズムは、激しい絶頂感があるのに射精を伴わないものを言う表現で、何度も繰り返して絶頂を感じる女性と同じようなオーガズムのことを言います。
ドライオーガズムは前立腺の働きで起こる現象ですが、前立腺の機能のすべてが医学的に解明されていないので、はっきり分からないのが現状です。
ただし、ドライオーガズムは現実に起こる現象なので、その起こり方を私の体験からお話したいと思います。
前立腺は男性の子宮と言われるくらい神経の集中している器官で、ヴァギナが変化したものと考えられます。
そして前立腺は、前立腺液を作るだけでなく、女性的な機能も退化せずに一部残されていて、中心部分をピンポイントに刺激すると女性と同じようなオーガズムを感じ、それがドライオーガズムと言われています。
前立腺はいつも同じように反応しません
ドライオーガズムは、刺激する場所によっていつも同じように絶頂感じるのではなく、その日の体調や刺激する場所で違います。
だから常にMAX状態で感じるわけではありません。
前立腺の上の方を刺激した時と下の方を刺激した時では感じ方が違い、鼠径部や乳首、亀頭を同時に刺激した時では違った反応をします。
だから同じドライオーガズムでもその日によって感じ方が弱い日もあれば、とても激しく感じる時もあるのです。
中には前立腺を直接刺激しなくても脳の働きによって間接的に前立腺が自然に動き出してドライに至る場合もあります。
エネマグラはアナルに挿入して前立腺を突くように刺激するだけでなく、鼠径部を刺激するための突起物がついているものが多く、電動式のエネマグラはその突起物にバイブ機能がある製品もあります。
中でも激しく亀頭責めをされるとイキたいのにイケない苦しみを感じながら、前立腺を刺激しないのに女性がクリトリスを刺激された時と同じようにドライを感じてしまう事もあります。
更に乳首を刺激すると感じる身体にされた奴隷だと、乳首だけで簡単にドライを感じてしまう者もいます。
ただ、最初から乳首は感じる場所ではないので、乳首が感じるようにトレーニングすることが必要で、乳首を刺激するとその刺激が脳に達して感じるようになるのです。
女性の乳房を揉んだり、乳首を刺激するとそれが子宮の伝わるのと同じで、男性でも前立腺に伝わるようになります。
女王様にドライオーガズムでメスイキされた体験談
ドライオーガズムとメスイキは別物と言う人もいれば、メスイキはドライオーガズムの一種という人もいます。
女性のように悦びを身体全体で感じることが出来るのに射精しないので終わりがなく、男性よりも長い時間女性の気持ちになって快感に浸ることが出来るので、「メスイキするのは私の喜びなの」という女装者はたくさんいます。
特にアナニー気分で前立腺を刺激し、チクニーをしながら気分を高めていくといつの間にか女性になった気分になってしまうのです。
実は私もそうです。
男性は射精することで行為は終わり、賢者タイムになってしまうため、射精しないドライオーガズムは長い時間悦びが続き、たっぷり余韻も楽しめます。
そしてもう一度イクことも可能なので、快感の虜になってしまう人も多いのです。
ドライオーガズムもメスイキも同じように前立腺の刺激によって女性のようなオーガズムを感じますが、自分を男性として強く認識している場合は、ドライの快感を貪る気持ちが強く、最後にはペニスを思い切りしごいて射精したいという気持ちを持っています。
そこがドライとメスイキの大きな違いなのかもしれません。
前立腺を直接刺激しなくてもメスイキします
私は最初から女王様にメスイキされたいと思っているので、調教前には決して全裸にはならず、ランジェリー姿でエネマグラを入れて貰ったり、クリ責めと同じように亀頭責めをされながら、ドライに導いて貰います。
亀頭責めや乳首責めでかなりメスイキに近い状態にされてしまうのですが、そこで女王様は私を焦らし、直ぐに前立腺を刺激すれば自然にメスイキするのですが、簡単にさせてくれないのです。
「メスイキしたいでしょ。体が震えてるし、イキたがってるのがよく分かるわ。アナルを責めなくても直ぐにイキそうよ」と言って笑いながら生殺しにするのですが、これ以上アナルや前立腺を刺激するとメスイキではなく、トコロテンでイッてしまうのが分かっているのです。
そして、直接エネマグラやディルドを入れなくてもメスイキてしまう私の身体を見たかったのかもしれません。
そして、女王様が鼠径部をツンツン刺激すると私は絶叫しながら激しくメスイキしました。
前立腺を直接刺激しないのに脳が間接的に感じてしまい乳首やクリトリスを刺激された女性のように私はイッてしまったのです。
「苦しそうな顔で震えながら歓んでるお前の姿はとても可愛いわ。本当に女の子みたいよ。今度は指でもう一度イカせてあげるわ」と言いながら、女王様は私のアナルへ指を入れて、まだ余韻に浸っている私の前立腺をツンツン刺激しました。
そして、二度目のオーガズムは更に激しく感じ、気を失いそうになりながら私は「許して下さい。身体が壊れちゃいます」と譫言のように言ったのです。
尿道で感じるドライオーガズム
ドライオーガズムはエネマグラを使ってアナルだけで発生する訳ではないことが、今までの私が経験したお話でお分かりだと思います。
更に亀頭や乳首、鼠径部以外にも尿道から感じるドライオーガズムもあります。
アナルからエネマグラを挿入して感じるドライは、腸壁越しに前立腺を刺激して感じるので身体に反応が起こるまでに長い時間がかかりますが、尿道は前立腺の中心部に接しているため内側から直接刺激する形になるので素早く反応します。
尿道責めをされたことのない方には少しハードルの高いプレイですが、ブジーやカテーテルを尿道に挿入した経験のある人ならば意外に早くドライを感じることが出来るかもしれません。
尿道と言うと痛そうなイメージを持つ人が多く、尻込みしてしまうケースが多いのですが、尿道プラグやブジーは最初入れる時にピリピリした痛みを感じますが、入れてしまうと痛みが無くなり、専用のジェルやローションを使えば自然に入っていきます。
前立腺よりも奥へ入ってしまうと膀胱まで達してしまい、尿が漏れてしまうので気をつけながら、前立腺の部分(約20センチくらい)で止めて刺激するとドライオーガズムを感じることが出来ます。
ただ、抜き差しするだけで簡単にドライは感じる訳ではありません。
尿道バイブを使うと効果的にドライを感じます
そこで、使うのが尿道バイブです。
金属製ではなくカテーテルのような樹脂製の柔らかいものを使って刺激しましょう。
尿道の竿の部分をあまり刺激しすぎると射精してしまい尿道オナニーになってしまうので、何度か繰り返してして射精を我慢しながらコツを掴むと出来るようになるので、根気よく何度も挑戦しましょう。
一番効果的な方法はカテーテルの先が風船のように膨らむ「ダブルスタイルカテーテル」を使う方法です。
尿道の内側から風船を膨らまして前立腺を刺激することでドライオーガズムを感じるようにします。
ただし、この方法は危険な方法なので、あまりお勧めはしませんが、確実にドライを感じる方法です。
雑菌が入らないように十分注意してローションも殺菌済みの医療用ジェルを使い、器具の殺菌も必要です。
ジェルの挿入や空気を入れる時にはシリンジを使い、アルコール消毒は勿論、直接手が触れないようにし、陰毛にも器具などが触れないように綺麗にパイパンにしておきましょう。
ここまですればほぼ完璧です。
そして、一度ドライオーガズムに達するとその後しばらくペニスが敏感になり、オナニーもいつもの何倍も感じるようになり、1週間くらいは日常生活でもペニスや身体が感じるようになってしまい、ムラムラして仕事が手に着かなくなることもあるので覚悟してください。
それくらい尿道を使った前立腺の刺激は強いものです。
だから、前立腺を使ったドライオーガズムは月に1回くらいにしておかないと身体に支障をきたすことになりますから注意しましょう。
ドライオーガズムとトコロテンの違いとは?
ドライオーガズムもトコロテンも前立腺を刺激して起こる現象の一つです。
どちらもペニスに触れずにアナルに挿入した状態でイキますが、ドライは一般的にエネマグラを使う女性のように身体全体で感じる長時間快感が持続するオーガズムのことで、射精しないのが特徴です。
一方、トコロテンは前立腺をペニスやディルドでズンズン突いて起こるオーガズムですが、快感はありますが、激しい射精ではなく流れるように出るウェットオーガズムです。
同じように前立腺を突いて刺激するのにこの二つは全く違う反応で、結果も全く違います。
トコロテンは、ゲイのタチがウケのアナルにペニスを挿入して激しくピストンをすると、前立腺が刺激されて射精してしまうのが元になった言葉で、アナルからペニスを突き刺してウケの精液を押し出す行為がトコロテンを作る製法によく似ているのでそう呼ばれています。
アナルにペニスを挿入され、前立腺を激しく刺激されるのでウケも気持ちがよくて感じるのですが、タチが射精してしまう方が早く、ウケは絶頂を感じないまま気が付くとタラタラと射精していたというトコロテンイキが多く、私もそんなトコロテンイキを何度か体験しました。
ペニスとアナルから同じように精液が流れ出る不思議な体験でした。
エネマグラを使わなくてもドライを感じる
ドライオーガズムはエネマグラを使って感じる行為と思っている人が多いと思いますが、直接前立腺を刺激しなくてもドライになることがあります。
これは私が経験したことですが、女王様から亀頭責めをされて喘いでいるうちにPC筋を使うと身体が振るえてきて突然ガクンと射精したような気持ち良さを感じたことがあります。
これもドライの現象の一つです。
射精しないので何度も繰り返して感じることが出来るし、更に激しく潮を吹いてしまったこともあります。
男性が一度射精する前に潮を吹くことは少ないのですが、私は射精しないのに潮を吹いたことがあります。
これを女王様は「前潮」と呼んでいましたが、「お前はすごいね。射精しないのに潮を吹いたのよ。前潮が出来る人は本当に珍しいの」と言われました。
そして、その後もドライで何度もイカされ頭の中は真っ白になってしばらく起き上がれませんでした。
亀頭責めはドライを感じるのにとても効果のある行為なのです。
最後に
ドライオーガズムを感じたいと思ってエネマグラを使う場合、ドライオーガズムになれば成功、トコロテンでイッてしまうと失敗といった意識が強いかもしれませんが、全く違った行為と思った方がいいかもしれません。
女王様にアナル責めをさられる調教の一つとしてドライに導かれるのはとても嬉しいことで、女性のように何度も上り詰め、震えながらイク姿やイキ顔を見られるのは凄く恥ずかしいことですが、それを見て歓ぶ女王様を見るのも嬉しくて、何度も「オマンコ」や「クリトリス」と言わされて女の気持ちになっている自分はとても幸せな時間を過ごせます。
一人でするドライは成功するまでに多くの時間がかかり苦労しますが、成功すると凄い満足感があります。
「こんなに気持ちのいい行為が出来て本当に幸せ」と思う瞬間です。
アナルやペニスばかりではなく、身体全体で悦びを感じ、ガクガクと身体が自然に動いてしまう時は自分が女になったのでは? と錯覚してしまうくらいの歓びです。
ドライでなくてもトコロテンで幸せな気持ちになれます
一方、トコロテンは男に犯される悦びがあります。
それはゲイでなくてもペニスを挿入されるのは特別な歓びです。
女王様が相手でもペニバンで犯されると同じように感じることがあります。
タチはウケのアナルが壊れてしまうくらい力いっぱい突いてきて、喘ぐウケのアナルに気持ちよく中出しで射精した時の歓びは格別だといいます。
ウケは自分は絶頂を感じていなくても中に出された感触が分かり、ペニスを抜いたタチに逆流する精液を見られるのは凄く恥ずかしい気持ちになります。
そして、そんな姿を見られながら男のペニスを咥え、残った精液を吸い出してあげる喜びに浸ります。
精液は決して美味しいものではありませんが、精液を飲み込むのはマゾであるウケの歓びなのです。
タチとウケが同時にイクのはとても難しく、トコロテンで一緒にイクのは稀ですが、アナルセックスの後、タチにディルドを使ってアナルを突いてもらい「お前もイキたいだろう。気持ちよく出してやるからな」と言って前立腺を刺激されてイクのは身体の歓び以上に精神的な歓びがあります。
ペニスをしごかれてお情けのような射精をしてもらうより、アナルを突かれてイク時の気持ちは女にされた気持ちが強く、強烈な快感はありませんが、凄く幸せな気持ちで一杯になります。
ドライを感じることが出来なくても相手によっては女性の気持ちになってトコロテンでも幸せな気持ちを味わうことは出来るのです。
この記事は、M男歴40年以上の60代の男性に執筆頂いています。かなりの経験をお持ちの方ですよ!